検品時に汚損や破損が確認された商品は、不良商品として商品単位で在庫＞保留在庫＞保留在庫(商品) に登録されます。

目次

• 不良商品登録の原因
• 不良商品の費用
• 不良商品の確認方法

• 配送可在庫にする(入庫する)
• 返送する(出庫する)

不良商品登録の原因

入庫検品時に倉庫作業者により商品や外装に破損・汚損が確認された場合に登録されます。

商品は外装検品のみ行われます。外装を開封しての中身の検品・動作確認は行っていません。

送り状が商品の外装箱に直接貼られている場合、剥がす際に外装を傷つけるおそれがるため不良商品登録されることがあります。

不良商品の費用

登録・保管費用の他、処理内容に応じた費用がかかります。

不良商品は商品の特定はできているため、登録料として通常の入庫料が発生します。

登録日とユーザーが処理を行った日には保管料は発生しません。 
例：月曜日に登録され、翌水曜日に処理をした場合。 
登録日の月曜日・処理日の水曜日には保管料は発生しません。 火曜日分の保管料が発生します。

保管料は日曜・祝日などの営業日ではない日も発生します。

不良商品の確認方法

1. 不良商品が登録された場合は、【重要】入庫時不良在庫が登録されましたというタイトルでメールが送られます。
2. メールに記載されている商品情報＞保留ID・処理するをクリックするか、在庫＞保留在庫＞保留在庫(商品)をアクセスします。
3. 不良商品には、商品の不良箇所の画像が登録されています。画像をクリックすることで拡大して確認ができます。入出庫IDには、この不良商品が登録された入庫依頼が記載されます。保留理由には不良商品に登録された理由が記載されます。

不良商品の処理方法

不良商品に登録された商品は、在庫＞保留在庫＞保留在庫(商品) から処理する必要があります。

• 配送可在庫にする(入庫する)
• 返送する(出庫する)

配送可在庫にする(入庫する)

良品として入庫します。

対象の商品に不良商品以外の在庫がある場合、入庫後は一緒に保管されます。
出庫時にどの商品を出庫するかの指定はできません。

不良商品の入庫完了までには、最大で配送可在庫にする処理をした日を除く2営業日かかります。

1. 在庫＞保留在庫＞保留在庫(商品) で対象の不良商品を選択します。
2. 配送可在庫にするをクリックします。
3. 内容に問題がなければ配送可在庫にするをクリックします。その後、ポップアップのこの内容で配送可在庫にするをクリックします。その後、ポップアップのはいをクリックします。
4. 不良商品のタイプが配送可へになっていれば配送可在庫にする処理は完了です。入庫は新規に自動作成された入庫依頼で処理されます。
5. 入庫処理が完了した不良商品は在庫＞在庫履歴＞保留在庫(商品) から確認できます。

返送する(出庫する)

通常の出庫と同様に梱包し、希望する宛先に出庫します。
出庫には通常と同様の配送料がかかります。
返送する処理をすると、返送用の出庫依頼が作成され、営業日の12：30までに処理されていれば当日発送、12：30以降に作成された場合は翌営業日に発送されます。

不良商品の返送は、国内発送のみ対応しています。 海外に返送する場合は、配送可在庫にする(入庫する) の手順で入庫したのちに、出庫依頼を作成してください。

不良商品の返送の場合、設定できるオプションが限られます。
設定できないオプションを利用したい場合は、配送可在庫にする(入庫する) の手順で入庫したのちに、出庫依頼を作成してください。

倉庫にある保留在庫を廃棄することはできません。
廃棄する場合は返送し、ご自身での廃棄をお願いします。

設定可能項目

1. 在庫＞保留在庫＞保留在庫(商品) で対象の不良商品を選択します。
2. 返送するをクリックします。
3. 返送先を入力します。デフォルトのご依頼主マスタに登録されているユーザー住所が入力されていますが、日本国内であれば異なる住所宛に発送できます。
4. ご依頼主情報を入力します。設定＞アカウント情報の内容が入力されていますが、内容を変更することもできます。
5. 返送するをクリックします。返送用の出庫依頼が作成されます。
6. 不良商品のタイプが返送するになっていれば返送する処理は完了です。入出庫IDには返送用の出庫IDが記載されます。出庫＞依頼中 の対象の出庫依頼画面から依頼内容の修正や一部オプションの設定ができます。
7. 出庫が完了した不良商品は、在庫＞在庫履歴＞保留在庫(商品) から確認できます。