VAT/ IOSS/EORI/納税者番号について
- VAT番号
「Value Added Tax」の略で付加価値税のことを指します。
- IOSS番号
EUの輸入ワンストップショップ制度で150ユーロ以下の貨物に適用され、EU加盟国での税申告をワンストップで対応できます。IOSSを利用すれば各国の加盟国毎に税申告を行う必要はなく通関がスムーズになります。
- EORI番号
「Econoic Operators Registration and Identification Number」の略でEUにおける輸入・輸出を行う際のEU内での登録及び識別番号となります。
- 納税者番号(tax identification number)
納税者番号は、納税義務を追跡するために税務当局が個人や企業に発行する固有の番号です。
特定の国宛の通関仕様(法律)によりインボイスに印字する必要があります。
2021年7月1日より欧州連合(EU)におけるVAT規則が変更になります。
VAT規則変更による税制強化の影響によりEU宛発送の場合VAT(付加価値税)番号の記載、
およびEORI(事業者登録識別)番号が必要となる場合がございます。
越境EC等で商品を海外発送をご利用されるユーザーさまにおかれましてはご留意いただきますようお願いいたします。
設定方法
出荷>出荷設定>その他の設定をクリックします。

EUの関税に関する設定内のVAT番号とEORI番号の欄に数字を入力し、保存します。

EUの関税に関する設定からVAT番号とEORI番号を設定すると、出荷依頼に初期値として表示されます。
出荷に応じて番号を変更したい場合は、出荷依頼の中で適宜修正してください。

DHLのVAT、IOSS番号の記載について
- DHLについて送り状にVAT番号が記載されます。
- IOSS番号をご登録の場合は、送り状とインボイスの両方にIOSS番号が記載されます。
納税者番号について
- 特定の国宛の通関仕様(法律)によりインボイスに印字する必要があります。
- 国によって呼び名や形式が異なります。
- 対象地域への出荷に対しては登録が必須となります。
- 納税者番号の記載については、配送キャリアの仕様に従い、送り状もしくはインボイスに印字されます。