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出荷依頼における引当優先順位の設定と引当解除が行えます。
引当とは「在庫を引当てること」を意味し、出荷依頼に対して配送可在庫を出荷の商品単位で引当する処理をオープンロジで行なっています。引当を行うことで出荷依頼に対する在庫が予め確保された状態となります。
引当処理は出荷IDが古い順で引当処理が原則行われ、倉庫に商品が入荷され、配送可在庫が引当されると、状況が取込待ちになります。
配送可在庫が不足している場合は、状況が入荷待ちになります。
引当についての詳細は「出荷されない場合」をご参照ください。
入荷待ちの出荷依頼への配送可在庫の引当ては、毎時11分と41分に行われます。
入荷待ちの出荷依頼が取り込み待ちに変更になる際に、配達不可能なお届け希望日が設定されている場合、そのお届け希望日は削除されます。
出荷依頼作成画面・出荷依頼編集画面にて「引当優先順位」を設定できます。
引当優先度は数値を設定することができ、数値が高いほど引当が優先されます。(例:引当優先順位が「3」の出荷は引当優先順位が「1」の出荷より優先して引当処理が行われます)

引当優先順位を設定することで、出荷を優先したい場合に配送可在庫の引当処理を他の出荷より優先度高く行えるようになります。
該当の出荷に引当優先順位を設定した後に引当処理が行われ、配送可在庫次第では即時取込待ちのステータスに変更されます。
引当優先順位の値はデフォルトでは「3」が最大値となりますが、引当優先順位の最大値は「出荷設定>その他設定」から変更が可能となります。最大値は「1~100」の範囲で設定することができます。

引当優先順位が設定された出荷を確認したい場合は検索ボタンから「引当優先順位」の設定あり/なしを選択して検索して、絞り込みください。

引当優先順位は出荷依頼中であれば、何度でも変更することが可能です。
引当優先順位の数値が高い入荷待ち出荷がある場合には、同じ商品を含む引当優先順位の数値が低い出荷は引き当たりません。引当を行いたい出荷がある場合は引当優先順位の変更、もしくは同一商品を含む別の出荷依頼の引当解除を実施ください。
返品された出荷の再送依頼(再出荷)では、在庫が優先的に割り振られるように引当優先順位が自動で「2」の値が割り振られます。 商品の再出荷については「出荷した荷物が倉庫に返品された場合 」をご参照ください。
出荷依頼を「コピーして新規作成した」場合に引当優先順位はコピー不可の項目となります。
出荷依頼中一覧・出荷依頼中詳細から出荷依頼の「引当解除」が行えます。ステータスが出荷保留中・入荷待ち・取込待ちの出荷のみに「引当解除する」を選択・実行できます。
引当を解除することで、配送可在庫を確保することが可能となり、「引当優先順位」を設定した出荷がある場合は、意図した出荷に引当を振替できます。
詳細については「引当の振替 」をご参照ください。
(参考:出荷依頼中一覧画面)

(参考:出荷依頼中詳細画面)

引当を解除する場合は出荷単位で解除されるため、出荷内の全ての商品の引当が解除されます。
引当解除後は入荷待ちのステータスに変更となります。
引当解除された出荷依頼は、在庫がある場合に毎時11分・41分に引当処理が実行され、再度引当が行われる場合があります。
入荷待ちのステータスの出荷が引当解除された場合に、引当済みの商品がない場合は引当解除の処理が不要となるためエラーとなります。
「引当優先順位の設定 」と「引当解除 」を併用することで出荷の引当振替を実行できます。
特定の優先したい出荷に事前に「引当優先順位」を設定し、関連する他出荷を「引当解除」することで、優先したい出荷に在庫を振替・引当することが可能となります。
以下の例を参考に設定を行なっていただきますようお願いいたします。
【例:同じ商品を取り扱っている出荷の場合】
・出荷Aが未引当で入荷待ちのステータス
・出荷Bが引当済みで取込待ちのステータスの場合
出荷Bの商品が解除されることで、出荷Aの引当処理が優先的に実行され、出荷Aは「引当済み(取込待ち)」のステータスに変更されます。
引当の振替対応は上記例の通りでの順序で実施してください。後から「引当優先順位」を設定する場合、毎時11分と41分に行われる引当処理の時間と重なった場合、引当が変更されず、意図しない結果になる場合があります。
引当の振替は出荷確定前(ステータスがピッキング中より前)であれば、何度でも対応は行えます。
大量の出荷の引当優先度を設定することや大量の出荷の引当解除を行なった場合に正常に処理が完了しない場合があります。大量の出荷が関連する場合は事前に貴社のオープンロジ担当者までご連絡をお願いいたします。